「現代社会と法」シラバス

 2010年度のシラバスです。


講義のねらい

現代社会における法実践の理解

 就職,結婚,契約,事故,事件など……私たちが社会において生活する上で,法と無縁であることはできません。それにもかかわらず,法律の専門家ではない多くの人にとって,法についてまとまって学ぶ機会は多くないように思います。

 本講義は,弁護士が講師を担当し,法律の条文や解説だけではなく,できる限り事件や裁判の事例などの具体的な題材を用いることで,現代社会における法の実践のあり方を一緒に考えたいと思います。

 具体的には,まず,刑事の事件から初めて,実際の裁判手続や犯罪,刑罰などについて概観します。希望者には,現実の刑事裁判傍聴を実施したいと思います。

 次に,契約や事故などの財産に関わる民事法を概観し,その中で,消費者問題や労働法なども取り上げたいと思います。その後には,結婚や相続などの親族法を学びます。

 終盤では時間の許すかぎり,講義のまとめとして,憲法を含む法の全体像や,法や裁判に関わる法曹という職業のあり方にも触れていきたいと考えています。

 本講義を通じて,法律を知識として覚えるだけではなく,社会生活に法を活かす力を,更には,法の背後にある価値や司法制度の機能や意義についての思考力を身につけて頂ければ良いと考えています。


授業の流れ

 以下は講義で取り扱う予定の内容ですが,講義で取り扱う順序や回数については都合により変更する場合 があります。

  • 第 1講 オリエンテーション
  • 第 2講 刑事法(1)
  • 第 3講 刑事法(2)
  • 第 4講 刑事法(3)
  • 第 5講 民事法(1)
  • 第 6講 民事法(2)
  • 第 7講 民事法(3)
  • 第 8講 親族・相続に関わる法
  • 第 9講 消費者保護に関わる法,破産法等
  • 第10講 労働に関わる法
  • 第11講 憲法と法の全体像
  • 第12講 法・司法に関わる職業~法曹
  • 第13講 まとめ

成績評価・注意事項

 成績評価は出席及び期末レポートによります。


教科書・参考書

 講義にテキストは使用しません。必要なプリント資料を配付する予定です。


その他の参考文献

 これまでに講義等で紹介した参考図書類を紹介します。

 

講義全体に関して

 

刑事法~刑法・刑事裁判の手続・少年法

 

民事法~財産に関する法・家族に関する法・民事裁判の手続

 

消費者に関する法

 

労働に関する法

 

憲法

 

法・司法に関わる職業